大介ゴール!(馬場民雄) [秋田書店]
週刊少年チャンピオンに連載されていたサッカー漫画です。
非凡な選手でありながら
中学時代の無理がたたって足を痛めた主人公が
サッカーへの思いを捨てきれずにマネージャーとなり、
リハビリを進めるうちに少しずつプレイできるようになっていく・・・というお話です。
副主人公的存在の野性味あふれるストライカーとのコンビで
弱小チームが強くなっていく感じでした。
ちなみにヒロインは副主人公のガールフレンドで
主人公とはそういう感情ゼロという間柄です。
フランスW杯の頃に連載され、
作者がサッカーをよく知っている上に画力もある方(これ重要)で
内容も面白かったのですが、
中途半端なところで終わってしまいました。
寄り道せずに早めにライバルと絡ませて盛り上げていればと思います。
それでも8巻まで行っていたので、
そつなく進めていたら
20巻は行ったんじゃないかと惜しまれます。
本作の後、
小学生がジェフ市原のトップチームで活躍する
『やんちゃVゴール』という作品を
月刊チャンピオンに連載していましたが、
これも2巻で終わり(涙)、
現在はラーメン漫画で新境地を開いているようです。
女の子もあざとくない程度に可愛くて良い感じでした
非凡な選手でありながら
中学時代の無理がたたって足を痛めた主人公が
サッカーへの思いを捨てきれずにマネージャーとなり、
リハビリを進めるうちに少しずつプレイできるようになっていく・・・というお話です。
副主人公的存在の野性味あふれるストライカーとのコンビで
弱小チームが強くなっていく感じでした。
ちなみにヒロインは副主人公のガールフレンドで
主人公とはそういう感情ゼロという間柄です。
フランスW杯の頃に連載され、
作者がサッカーをよく知っている上に画力もある方(これ重要)で
内容も面白かったのですが、
中途半端なところで終わってしまいました。
寄り道せずに早めにライバルと絡ませて盛り上げていればと思います。
それでも8巻まで行っていたので、
そつなく進めていたら
20巻は行ったんじゃないかと惜しまれます。
本作の後、
小学生がジェフ市原のトップチームで活躍する
『やんちゃVゴール』という作品を
月刊チャンピオンに連載していましたが、
これも2巻で終わり(涙)、
現在はラーメン漫画で新境地を開いているようです。
女の子もあざとくない程度に可愛くて良い感じでした
タグ:大介ゴール
歩武の駒(村川和宏) [小学館]
ジャンプで「ヒカルの碁」が囲碁ブームを起こした頃、
サンデーにて連載が始まった将棋マンガです。
幼なじみと対局の約束をしていた少年が
紆余曲折の末に奨励会(プロ予備軍)に入り
プロを目指すという話でして、
脇役も訳ありな女の子とか
なかなか面白くなりそうな雰囲気だったのですが
何故か途中で外国人キャラが登場して脇道に逸れてしまい、
そのうち人気も落ちてきたのか
最後は打ち切りっぽい駆け足で終わりました。
正直、
どんな人気作であろうとも
(一部の例外はあるにしろ)
サイドストーリーは大して面白くありません。
脇道に逸れるくらいなら
本筋を粗方描いてからにして欲しかったです。
サンデーにて連載が始まった将棋マンガです。
幼なじみと対局の約束をしていた少年が
紆余曲折の末に奨励会(プロ予備軍)に入り
プロを目指すという話でして、
脇役も訳ありな女の子とか
なかなか面白くなりそうな雰囲気だったのですが
何故か途中で外国人キャラが登場して脇道に逸れてしまい、
そのうち人気も落ちてきたのか
最後は打ち切りっぽい駆け足で終わりました。
正直、
どんな人気作であろうとも
(一部の例外はあるにしろ)
サイドストーリーは大して面白くありません。
脇道に逸れるくらいなら
本筋を粗方描いてからにして欲しかったです。
タグ:歩武の駒
公家侍秘録(高瀬理恵) [小学館]
時代物を描かせると抜群に上手い高瀬氏の作品で
公家の家宝(本作では刀)を守る侍というマイナーな存在を描いています。
ちなみにこの侍、
普段は住み込みの下働きのように主と暮らしています。
なお、
主人公の守武は
作者の前作『首斬り門人帳』の最終話にも出ているのですが
作品間のつながりは今の所ありません。
話としては
守武と雇い主の貧乏公家親娘3人の周りで起こる事件が
1話から2話完結でつながっていく体裁なのです。
ただ
増刊だけで連載していた頃に比べ
後の巻に行くほどノリが軽くなっているのが気がかりです。
本誌での前後編掲載など扱いが良くなるにつれて
内容が薄くなっているような・・・。
その中でも、
個人的に贔屓であるおきゃんな姫(薫)が
最近では単なる食い意地の張った
がさつな娘になっているのが悲しいです。
と言いつつ、
不定期連載なので新作が載ると嬉しいのですけど。
※追記
ある意味スピンオフ作品である本作ですが
本作の準レギュラー、
斎之介を主人公にしたスピンオフのスピンオフ的作品
『表具屋夫婦事件帖』も
単行本になっております。
公家の家宝(本作では刀)を守る侍というマイナーな存在を描いています。
ちなみにこの侍、
普段は住み込みの下働きのように主と暮らしています。
なお、
主人公の守武は
作者の前作『首斬り門人帳』の最終話にも出ているのですが
作品間のつながりは今の所ありません。
話としては
守武と雇い主の貧乏公家親娘3人の周りで起こる事件が
1話から2話完結でつながっていく体裁なのです。
ただ
増刊だけで連載していた頃に比べ
後の巻に行くほどノリが軽くなっているのが気がかりです。
本誌での前後編掲載など扱いが良くなるにつれて
内容が薄くなっているような・・・。
その中でも、
個人的に贔屓であるおきゃんな姫(薫)が
最近では単なる食い意地の張った
がさつな娘になっているのが悲しいです。
と言いつつ、
不定期連載なので新作が載ると嬉しいのですけど。
※追記
ある意味スピンオフ作品である本作ですが
本作の準レギュラー、
斎之介を主人公にしたスピンオフのスピンオフ的作品
『表具屋夫婦事件帖』も
単行本になっております。
タグ:公家侍秘録
ヨリが跳ぶ(ヒラマツミノル) [講談社]
数少ないバレーボールを描いた漫画の、
中でも貴重な実業団バレーを描いた作品です。
バレーボール漫画は何故か少女漫画に多いので、
青年漫画の本作は貴重な作品でした。
上背とパワーだけのアタッカー大久保ヨリが
2部リーグ所属の菓子メーカーに就職し
才能を開花していくというストーリーは
格別目新しい物ではありませんが、
パワフルでスピーディーな試合シーンと
個性的な脇役のお陰で最後まで楽しめました。
ただ、
予定より連載が短くなったからか
1部リーグ(現Vリーグ)に上がってからの展開が急ぎ足だった事と、
終盤がファンタジーチックになってしまった事が 残念でした。
余談になりますが
高校生で全日本入りを果たした大山選手を見て
ヨリを思い出したのは自分だけでは無いでしょう。
バレーボールファンの方に是非。
ただ
15巻以降は古書店での入手が難しいです。
※追記
愛蔵版が後に発売されました。
中でも貴重な実業団バレーを描いた作品です。
バレーボール漫画は何故か少女漫画に多いので、
青年漫画の本作は貴重な作品でした。
上背とパワーだけのアタッカー大久保ヨリが
2部リーグ所属の菓子メーカーに就職し
才能を開花していくというストーリーは
格別目新しい物ではありませんが、
パワフルでスピーディーな試合シーンと
個性的な脇役のお陰で最後まで楽しめました。
ただ、
予定より連載が短くなったからか
1部リーグ(現Vリーグ)に上がってからの展開が急ぎ足だった事と、
終盤がファンタジーチックになってしまった事が 残念でした。
余談になりますが
高校生で全日本入りを果たした大山選手を見て
ヨリを思い出したのは自分だけでは無いでしょう。
バレーボールファンの方に是非。
ただ
15巻以降は古書店での入手が難しいです。
※追記
愛蔵版が後に発売されました。
タグ:ヨリが跳ぶ