公家侍秘録(高瀬理恵) [小学館]
時代物を描かせると抜群に上手い高瀬氏の作品で
公家の家宝(本作では刀)を守る侍というマイナーな存在を描いています。
ちなみにこの侍、
普段は住み込みの下働きのように主と暮らしています。
なお、
主人公の守武は
作者の前作『首斬り門人帳』の最終話にも出ているのですが
作品間のつながりは今の所ありません。
話としては
守武と雇い主の貧乏公家親娘3人の周りで起こる事件が
1話から2話完結でつながっていく体裁なのです。
ただ
増刊だけで連載していた頃に比べ
後の巻に行くほどノリが軽くなっているのが気がかりです。
本誌での前後編掲載など扱いが良くなるにつれて
内容が薄くなっているような・・・。
その中でも、
個人的に贔屓であるおきゃんな姫(薫)が
最近では単なる食い意地の張った
がさつな娘になっているのが悲しいです。
と言いつつ、
不定期連載なので新作が載ると嬉しいのですけど。
※追記
ある意味スピンオフ作品である本作ですが
本作の準レギュラー、
斎之介を主人公にしたスピンオフのスピンオフ的作品
『表具屋夫婦事件帖』も
単行本になっております。
公家の家宝(本作では刀)を守る侍というマイナーな存在を描いています。
ちなみにこの侍、
普段は住み込みの下働きのように主と暮らしています。
なお、
主人公の守武は
作者の前作『首斬り門人帳』の最終話にも出ているのですが
作品間のつながりは今の所ありません。
話としては
守武と雇い主の貧乏公家親娘3人の周りで起こる事件が
1話から2話完結でつながっていく体裁なのです。
ただ
増刊だけで連載していた頃に比べ
後の巻に行くほどノリが軽くなっているのが気がかりです。
本誌での前後編掲載など扱いが良くなるにつれて
内容が薄くなっているような・・・。
その中でも、
個人的に贔屓であるおきゃんな姫(薫)が
最近では単なる食い意地の張った
がさつな娘になっているのが悲しいです。
と言いつつ、
不定期連載なので新作が載ると嬉しいのですけど。
※追記
ある意味スピンオフ作品である本作ですが
本作の準レギュラー、
斎之介を主人公にしたスピンオフのスピンオフ的作品
『表具屋夫婦事件帖』も
単行本になっております。
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