過去への旅人(山田貴敏) [小学館]
ビッグコミックオリジナルにて
不定期連載されていた作品で、
探偵業を営む主人公の原(脱サラしたおじさん)が
依頼者の過去の秘密に迫るという
一話完結式の作品でした。
タイトルからSFかと思いそうですけれど
推理ものに近いです。
探偵としての営業はサッパリながらも
鋭敏な推理力や洞察力で
依頼人の過去に近づいていくという話は面白く、
しっかりものの娘をはじめ
全体に漂う暖かさも好きだったのですが、
数年前に連載がストップしてしまいました。
「Dr.コトー」が大ヒットした現在では
続編も期待薄ですけれど、
増刊などに戻ってくることを期待しております。
※追記
コトーがオリジナル本誌に来るとは
さすがに予想外でした。
(懸賞テレカ)
不定期連載されていた作品で、
探偵業を営む主人公の原(脱サラしたおじさん)が
依頼者の過去の秘密に迫るという
一話完結式の作品でした。
タイトルからSFかと思いそうですけれど
推理ものに近いです。
探偵としての営業はサッパリながらも
鋭敏な推理力や洞察力で
依頼人の過去に近づいていくという話は面白く、
しっかりものの娘をはじめ
全体に漂う暖かさも好きだったのですが、
数年前に連載がストップしてしまいました。
「Dr.コトー」が大ヒットした現在では
続編も期待薄ですけれど、
増刊などに戻ってくることを期待しております。
※追記
コトーがオリジナル本誌に来るとは
さすがに予想外でした。
(懸賞テレカ)
タグ:過去への旅人
リップルアイランド(もりけん) [徳間書店]
徳間書店はファミマガの出版社ということもあってか、
わんぱっくコミックスというブランド名で
ゲームを原作とした漫画を出していました。
その内の一作が本作でして、
サンソフトでキャラクターデザインを担当していた
もりけん氏によって描かれています。
ただ、
子供向けブランドだからか
ゲームの頭身ではなく
かなりデフォルメされたチビキャラになっており、
それだけで少しがっかりした記憶があります。
なお
「マドゥーラの翼」も同時収録されており、
こちらの方が気に入ったような・・・。
わんぱっくコミックスというブランド名で
ゲームを原作とした漫画を出していました。
その内の一作が本作でして、
サンソフトでキャラクターデザインを担当していた
もりけん氏によって描かれています。
ただ、
子供向けブランドだからか
ゲームの頭身ではなく
かなりデフォルメされたチビキャラになっており、
それだけで少しがっかりした記憶があります。
なお
「マドゥーラの翼」も同時収録されており、
こちらの方が気に入ったような・・・。
タグ:リップルアイランド
NEKO2[ネコネコ](岡崎二郎) [小学館]
岡崎二郎氏の
単行本になった漫画は全て読んでいますが
一番好きなのは本作だったりします。
赤ん坊の頃から飼い猫に育てられていたために
猫語を解するようになった女の子を主人公に、
周囲の飼い猫たちや野良猫たちとの交流を
岡崎流のSF(少し不思議)路線で描いた作品です。
ビッグコミックでも本誌ではなく
増刊の方に載る事が多かったからか
岡崎氏の他の作品に比べて知名度は劣りますが
面白い作品ですよ。
単行本になった漫画は全て読んでいますが
一番好きなのは本作だったりします。
赤ん坊の頃から飼い猫に育てられていたために
猫語を解するようになった女の子を主人公に、
周囲の飼い猫たちや野良猫たちとの交流を
岡崎流のSF(少し不思議)路線で描いた作品です。
ビッグコミックでも本誌ではなく
増刊の方に載る事が多かったからか
岡崎氏の他の作品に比べて知名度は劣りますが
面白い作品ですよ。
タグ:NEKO2
岳 みんなの山(石塚真一) [小学館]
現在も連載中の登山をテーマとした作品です。
主人公は相当な実力を持つ登山家・三歩で
警察の救助活動を手伝う事による人間ドラマを中心に描かれています。
なので
映画のような派手な演出は無く
滑落シーンやドラマチックな救出劇などとは無縁ですけれど、
それが逆にリアリティーを醸し出しているように思えます。
という訳で悲劇的な結末の方が多い本作ですが
それだからこそ、
木訥な好青年である三歩の一言や行動が胸に染みていくのです。
ヒロイン的存在の婦警が存在感が薄くて物足りないですけれど、
現在連載中の作品で最も楽しみな漫画です。
(追記3/4/2008)
予想を遙かに超える人気作になって
嬉しいような寂しいような心境ですが、
本誌に移ってもクオリティが維持されており
毎号楽しみです。
上記の婦警さんも随分人間味が出てきて良いキャラクターになってきました。
今後民放や映画で安っぽく実写化されない事を祈ります。
主人公は相当な実力を持つ登山家・三歩で
警察の救助活動を手伝う事による人間ドラマを中心に描かれています。
なので
映画のような派手な演出は無く
滑落シーンやドラマチックな救出劇などとは無縁ですけれど、
それが逆にリアリティーを醸し出しているように思えます。
という訳で悲劇的な結末の方が多い本作ですが
それだからこそ、
木訥な好青年である三歩の一言や行動が胸に染みていくのです。
ヒロイン的存在の婦警が存在感が薄くて物足りないですけれど、
現在連載中の作品で最も楽しみな漫画です。
(追記3/4/2008)
予想を遙かに超える人気作になって
嬉しいような寂しいような心境ですが、
本誌に移ってもクオリティが維持されており
毎号楽しみです。
上記の婦警さんも随分人間味が出てきて良いキャラクターになってきました。
今後民放や映画で安っぽく実写化されない事を祈ります。
タグ:岳 みんなの山
大介ゴール!(馬場民雄) [秋田書店]
週刊少年チャンピオンに連載されていたサッカー漫画です。
非凡な選手でありながら
中学時代の無理がたたって足を痛めた主人公が
サッカーへの思いを捨てきれずにマネージャーとなり、
リハビリを進めるうちに少しずつプレイできるようになっていく・・・というお話です。
副主人公的存在の野性味あふれるストライカーとのコンビで
弱小チームが強くなっていく感じでした。
ちなみにヒロインは副主人公のガールフレンドで
主人公とはそういう感情ゼロという間柄です。
フランスW杯の頃に連載され、
作者がサッカーをよく知っている上に画力もある方(これ重要)で
内容も面白かったのですが、
中途半端なところで終わってしまいました。
寄り道せずに早めにライバルと絡ませて盛り上げていればと思います。
それでも8巻まで行っていたので、
そつなく進めていたら
20巻は行ったんじゃないかと惜しまれます。
本作の後、
小学生がジェフ市原のトップチームで活躍する
『やんちゃVゴール』という作品を
月刊チャンピオンに連載していましたが、
これも2巻で終わり(涙)、
現在はラーメン漫画で新境地を開いているようです。
女の子もあざとくない程度に可愛くて良い感じでした
非凡な選手でありながら
中学時代の無理がたたって足を痛めた主人公が
サッカーへの思いを捨てきれずにマネージャーとなり、
リハビリを進めるうちに少しずつプレイできるようになっていく・・・というお話です。
副主人公的存在の野性味あふれるストライカーとのコンビで
弱小チームが強くなっていく感じでした。
ちなみにヒロインは副主人公のガールフレンドで
主人公とはそういう感情ゼロという間柄です。
フランスW杯の頃に連載され、
作者がサッカーをよく知っている上に画力もある方(これ重要)で
内容も面白かったのですが、
中途半端なところで終わってしまいました。
寄り道せずに早めにライバルと絡ませて盛り上げていればと思います。
それでも8巻まで行っていたので、
そつなく進めていたら
20巻は行ったんじゃないかと惜しまれます。
本作の後、
小学生がジェフ市原のトップチームで活躍する
『やんちゃVゴール』という作品を
月刊チャンピオンに連載していましたが、
これも2巻で終わり(涙)、
現在はラーメン漫画で新境地を開いているようです。
女の子もあざとくない程度に可愛くて良い感じでした
タグ:大介ゴール