プラスわんっ!(菊田洋之) [小学館]
アニメ化もされた体操漫画「ガンバ!Fly High」の菊田氏による
愛犬しつけ漫画です。
営利主義のペットしつけ教室に反発して飛び出した
A級トレーナーである主人公、
泉名結子が家族経営のしつけ教室にて住み込みで働く事になり、
しつけを依頼された愛犬と悩みを抱える飼い主を相手に
持ち前の明るさや前向きさ、おせっかいさで
問題を解決していくという話です。
天真爛漫な結子は元より、
犬達も特徴が上手くとらえられていて非常に可愛いです。
ストーリーは季刊のビッグコミックオリジナル別冊が連載誌なので
基本的に単発なのですけど、
結子の実家の話やしつけ教室の守田家のエピソードが端々で盛り込まれ
話に厚みを与えています。
もちろん犬のしつけに関する情報もためになります。
たまにオリジナル本誌にも載るので
飛び飛びには読んでいたのですが、
単行本発売でようやく通しで読むことが出来ました。
愛犬しつけ漫画です。
営利主義のペットしつけ教室に反発して飛び出した
A級トレーナーである主人公、
泉名結子が家族経営のしつけ教室にて住み込みで働く事になり、
しつけを依頼された愛犬と悩みを抱える飼い主を相手に
持ち前の明るさや前向きさ、おせっかいさで
問題を解決していくという話です。
天真爛漫な結子は元より、
犬達も特徴が上手くとらえられていて非常に可愛いです。
ストーリーは季刊のビッグコミックオリジナル別冊が連載誌なので
基本的に単発なのですけど、
結子の実家の話やしつけ教室の守田家のエピソードが端々で盛り込まれ
話に厚みを与えています。
もちろん犬のしつけに関する情報もためになります。
たまにオリジナル本誌にも載るので
飛び飛びには読んでいたのですが、
単行本発売でようやく通しで読むことが出来ました。
タグ:プラスわんっ
たいようのマキバオー(つの丸) [集英社]
現在、
80~90年代にヒットしたマンガの続編及びスピンオフ作品が氾濫しています。
きっかけはコミックバンチだと思うのですが、
その看板二作品はともかくとして
ほとんどの場合は元のパワーが感じられず、
元作品のファンだからこそ思い入れゆえに楽しめる、
そうでない場合は水準以下の、
例えるならテレビゲームにおけるキャラゲーのような存在だと言えます。
個人的には一種の年金かな等と思っていたのですけれど、
一味違う作品が登場しました。
リバイバルブームのもう一方の火付け役「キン肉マン二世」掲載誌、
週刊プレイボーイにて連載されている本作です。
正直なところ
無理に延長していた感のあるドバイワールドカップ編より数倍面白いです。
さて、本作のポイントとしては
元作品から年月が経っており(実際の連載時の年月差位)
主人公文太(ヒノデマキバオー)はマキバオーの妹マキバコの産駒で、
前作の登場キャラは中央のスター騎手になった山本管助以外
ほとんど出てこない事(数コマとかはあり)が挙げられます。
これは新規の読者も普通に入っていける為の配慮なのかも知れません。
それでも
サトミアマゾンそっくりの息子などが出てくるとワクワクしてしまうのは、
前作との時間差をうまく使った演出と思われます。
内容も新ヒーロー、フィールオーライに沸く場内で
マキバオー世代を懐古してうざったがられるオッサン(しまじま)や
文太の本拠地・経営難の高知競馬場の客寄せに苦心する有様など、
よくある競馬マンガとは何味も違う切り口が飽きさせません。
なお
序盤に出てくるミーハーな子や一コマ限りの高坂騎手など、
氏の描く女の子がちょっと可愛くなっているのも嬉しいところです。
今後の展開が非常に楽しみな作品です。
80~90年代にヒットしたマンガの続編及びスピンオフ作品が氾濫しています。
きっかけはコミックバンチだと思うのですが、
その看板二作品はともかくとして
ほとんどの場合は元のパワーが感じられず、
元作品のファンだからこそ思い入れゆえに楽しめる、
そうでない場合は水準以下の、
例えるならテレビゲームにおけるキャラゲーのような存在だと言えます。
個人的には一種の年金かな等と思っていたのですけれど、
一味違う作品が登場しました。
リバイバルブームのもう一方の火付け役「キン肉マン二世」掲載誌、
週刊プレイボーイにて連載されている本作です。
正直なところ
無理に延長していた感のあるドバイワールドカップ編より数倍面白いです。
さて、本作のポイントとしては
元作品から年月が経っており(実際の連載時の年月差位)
主人公文太(ヒノデマキバオー)はマキバオーの妹マキバコの産駒で、
前作の登場キャラは中央のスター騎手になった山本管助以外
ほとんど出てこない事(数コマとかはあり)が挙げられます。
これは新規の読者も普通に入っていける為の配慮なのかも知れません。
それでも
サトミアマゾンそっくりの息子などが出てくるとワクワクしてしまうのは、
前作との時間差をうまく使った演出と思われます。
内容も新ヒーロー、フィールオーライに沸く場内で
マキバオー世代を懐古してうざったがられるオッサン(しまじま)や
文太の本拠地・経営難の高知競馬場の客寄せに苦心する有様など、
よくある競馬マンガとは何味も違う切り口が飽きさせません。
なお
序盤に出てくるミーハーな子や一コマ限りの高坂騎手など、
氏の描く女の子がちょっと可愛くなっているのも嬉しいところです。
今後の展開が非常に楽しみな作品です。
タグ:たいようのマキバオー
華中華(西 ゆうじ・ひきの真二) [小学館]
ドラマにもなった「ビッグウイング」のヒットで知られる
ひきの真二氏の作品です。
原作が良いと力を発揮するタイプの漫画家で
「やぶ医者のつぶやき」あたりも面白かったのですが、
本作は残念ながら、それらの域には達していません。
地方から横浜中華街に修行に来た女の子を描いた作品で、
主人公の華は
ひきの氏の作品らしく、
前向きで穏やかな良い子なのですが・・・。
何故かと考えるに、
バイプレイヤー、特に悪役の人物が薄っぺらいため
物語に厚みが無く、
話も軽い人情話っぽくなりがちだからだという結論に至りました。
次号から本誌に移るようですが
短命に終わらないことを祈ります。
(追記3/4)
本誌に移って不満点は随分改善されました。
先輩の三人組は相変わらずアホですが・・・
ひきの真二氏の作品です。
原作が良いと力を発揮するタイプの漫画家で
「やぶ医者のつぶやき」あたりも面白かったのですが、
本作は残念ながら、それらの域には達していません。
地方から横浜中華街に修行に来た女の子を描いた作品で、
主人公の華は
ひきの氏の作品らしく、
前向きで穏やかな良い子なのですが・・・。
何故かと考えるに、
バイプレイヤー、特に悪役の人物が薄っぺらいため
物語に厚みが無く、
話も軽い人情話っぽくなりがちだからだという結論に至りました。
次号から本誌に移るようですが
短命に終わらないことを祈ります。
(追記3/4)
本誌に移って不満点は随分改善されました。
先輩の三人組は相変わらずアホですが・・・
タグ:華中華
009ノ1(石森章太郎) [秋田書店]
氏の青年漫画進出初期の作品で
最近になってアニメ化もされました。
少年の頃009が好きだった自分は、
古書店で見つけた本作を
(ビニールがかかっていて確認できず)
009の続編と思って買った苦い思い出があります(汗)
よくよくタイトルを見ていただければ分かると思いますが
00くのいち(正式名称はゼロゼロナインワン)なんです。
なので
近未来のサイボーグ化された女スパイの話だったりします。
009の大人向け版という位置づけもされているとか。
ちなみに、ほんのチョイ役で
00ナンバーサイボーグそっくりのキャラが出ています(1ページほど)。
非常に性描写が多く
ちゃんとアニメ化されるのか疑わしいのですが、
今になって考えると、
性交渉の敷居の下がり具合とか
時代を先取りしている部分も多かったです。
最近になってアニメ化もされました。
少年の頃009が好きだった自分は、
古書店で見つけた本作を
(ビニールがかかっていて確認できず)
009の続編と思って買った苦い思い出があります(汗)
よくよくタイトルを見ていただければ分かると思いますが
00くのいち(正式名称はゼロゼロナインワン)なんです。
なので
近未来のサイボーグ化された女スパイの話だったりします。
009の大人向け版という位置づけもされているとか。
ちなみに、ほんのチョイ役で
00ナンバーサイボーグそっくりのキャラが出ています(1ページほど)。
非常に性描写が多く
ちゃんとアニメ化されるのか疑わしいのですが、
今になって考えると、
性交渉の敷居の下がり具合とか
時代を先取りしている部分も多かったです。
タグ:009ノ1
ワルキューレの冒険 外伝~ふたりの女神~(杉森建) [電波新聞社]
ナムコのゲームキャラの中でも
根強い人気を誇るワルキューレ。
その漫画化なのですが、
外伝とある通り
主人公は普通の女子中学生で
ある日異世界に召還されてワルキューレと間違われ、
戦う羽目になる・・・というストーリーでした。
もちろん本家ワルキューレも出てきます。
なお
今ではポケモンで知られる杉森氏が描いていますが
まだポケモン的絵柄ではありません。
メガドライブとかのソフトで描いてた頃の絵に近いかも?
ちなみに
表紙絵はゲームの冨士氏なので
ご注意下さい。
根強い人気を誇るワルキューレ。
その漫画化なのですが、
外伝とある通り
主人公は普通の女子中学生で
ある日異世界に召還されてワルキューレと間違われ、
戦う羽目になる・・・というストーリーでした。
もちろん本家ワルキューレも出てきます。
なお
今ではポケモンで知られる杉森氏が描いていますが
まだポケモン的絵柄ではありません。
メガドライブとかのソフトで描いてた頃の絵に近いかも?
ちなみに
表紙絵はゲームの冨士氏なので
ご注意下さい。
タグ:ワルキューレの冒険