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ヨリが跳ぶ(ヒラマツミノル) [講談社]

数少ないバレーボールを描いた漫画の、
中でも貴重な実業団バレーを描いた作品です。
バレーボール漫画は何故か少女漫画に多いので、
青年漫画の本作は貴重な作品でした。

上背とパワーだけのアタッカー大久保ヨリが
2部リーグ所属の菓子メーカーに就職し
才能を開花していくというストーリーは
格別目新しい物ではありませんが、
パワフルでスピーディーな試合シーンと
個性的な脇役のお陰で最後まで楽しめました。

ただ、
予定より連載が短くなったからか
1部リーグ(現Vリーグ)に上がってからの展開が急ぎ足だった事と、
終盤がファンタジーチックになってしまった事が 残念でした。

余談になりますが
高校生で全日本入りを果たした大山選手を見て
ヨリを思い出したのは自分だけでは無いでしょう。
バレーボールファンの方に是非。

ただ
15巻以降は古書店での入手が難しいです。

※追記
愛蔵版が後に発売されました。


ヨリが跳ぶ 始動篇 1 (∞COMIC)

ヨリが跳ぶ 始動篇 1 (∞COMIC)

  • 作者: ヒラマツ ミノル
  • 出版社/メーカー: 宙出版
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: コミック



タグ:ヨリが跳ぶ
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